タイトルを付けるのが面倒なので読んだ本のタイトルを拝借している。
梨木香歩『家守綺譚』。
梨木香歩は『西の魔女が死んだ』以来二冊目である。
僕は彼女の作品が好きである。
ストーリー構成、描写、表現力……
他にも評価するときの注意点はあるだろうが、
僕にはわからない。
しかし、彼女の本に出てくるたくさんの植物たち、登場人物たちが
作り上げているゆったりとした空間が好きである。
『家守綺譚』の目次を見てもらえればわかるが、
目次に出ているのはストーリーに沿ったものではなく、
植物の名前の羅列である。なので読みだすまでは話が掴めない。
読みだしても結末を先読みすることができない。
この本に「花」を添えているのは本当に「花(植物)」たちである。
電車の中でのんびりと読んでしまった。
読書することでのんびりできるので、勉強は少しせかされて世間の時間に合わせてみようと思う。
久しぶりの仏語もなんだかんだ読めているが読み方、訳し方が粗い。
羅語に至っては3行の文章を訳すために単語を調べるだけでほぼ一日の活動は終わる。
まだ始めて1週間。夏までには何とかしたい。
小説はしばらく女性作家しばりで行こうかしら。
数時間後にこの宣言はたぶん撤回されるかもしれないけどね……
結局は何を書こうとしたのかしらん……
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